課題1 著作権
○番組を海外販売(二次利用)する際は事前に権利者団体に許諾申請が必要。
○権利者側との交渉により、販売先での放送回数も制限されている。
○番組内で使用された外国曲(洋楽)は海外で使用できないため、その都度著作権フリーの楽曲に差し替えねばならない。
課題2 関係者のメリット
○販売価格が低いため、海外番販で受け取る配分金は、国内のギャラと比べ極端に低い。
○番組を海外で放送されても、タレントのイメージアップやプロモーションにならないとの意識がある。
○特にアジアに対しては、海賊版やコピー商品といったネガティブなイメージが根強い。
課題3 日本固有の番組スタンダード
アジア向け販売の「主力商品」はドラマだが、日本と各国ではドラマの放送・視聴習慣が大きく異なる。
日本は毎週1話×3ヶ月=11話だが、アジア各国では少なくとも週2~3話、中華圏では毎日1~2話放送するのが一般的。
このため、ドラマは最低でも20話以上、平均40話ないと視聴率が取れず、スポンサーも付きにくくなるため、海外の放送局にとってはリスクが高い。
結果的に日本番組専門チャンネル以外のテレビ局には売りにくい。
村上光一(コンテンツ専門調査会)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents/kikaku2/2siryou5_5.pdf